【きのこ鍋】が冬鍋トレンド第1位!芋だけど低糖質【菊芋】の登録数が急上昇!日本の食卓が丸わかり【あすけん食事ランキング】
株式会社askenは、自社が開発・運営を行う食事管理アプリ「あすけん」(以下あすけん)を利用するユーザーの前月の食事記録データを集計し、最新の食事の傾向や人気の食品などについて取りまとめた「マンスリーレポート あすけん食事ランキング」を毎月発表しています。2020年11月分を集計した食事ランキングを報告致します。(市販食品は除く)
2020年の冬鍋ランキング
あすけんに登録された2020年の月間食品登録数の伸び率を集計。前年同月と比較して伸び率の高かった食品の中から、あすけん栄養士がトピックスをご紹介します。
1位…きのこ鍋 (注目栄養素:ビタミンDの免疫機能UPを期待?! )
秋冬の味覚の代表格でもある【きのこ】は低カロリーで食物繊維が豊富、鍋の具材の定番です。【きのこ】の栄養素で注目したいのは【ビタミンD】で、カルシウムやリンの吸収を促進するなど、骨の健康維持のためには欠かせない栄養素です。新型コロナウイルス感染症の流行によって、ビタミンDのウイルスに対する防御機能が期待され、様々な研究が進んでいます。きのこは食物繊維が豊富で腸内環境を整えることにも役立つので、お鍋でたっぷりいただきたいですね。
2位…鶏野菜味噌鍋 (注目栄養素:タンパク質・ビタミンB群で代謝をUP)
鶏肉と野菜をみそ味のだしで煮込んだお鍋です。鶏肉は脂質が少なめ、必須アミノ酸のバランスが良い良質タンパク質で、その他にもビタミンB1・ビタミンB2、ビタミンAなどを含み、筋トレ中の人にも嬉しい食材。発酵食品である味噌は腸内環境を整えるためにも良いとされ、汁ごといただける鍋なので体も温まります。
3位…常夜鍋 (注目栄養素:β-カロテンでオンライン疲れの目を労わる)
冬が旬のほうれん草をたっぷり使ったシンプルな味付けの鍋。ほうれん草には身体の中でビタミンAに変わる【β-カロチン】が豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持したり、目の機能を正常に保つ働きがあります。お肉は豚肉が定番のようですが「毎日食べても飽きない」ほど美味しいということから、この名前が付いたと言われているようです。
4位…豆乳鍋 (注目栄養素:大豆タンパク・オリゴ糖は筋トレの味方)
豆乳は大豆から作られるため、大豆の植物性タンパク質を摂ることができます。また大豆由来のオリゴ糖が腸内細菌のエサになり、腸内に善玉菌を増やすことにもつながります。他にもレシチンやサポニンなど、様々な健康効果が期待される成分も含まれています。具材はお好みの野菜と、豚肉や豆腐を入れて。ごまだれを加えたものも食べ方のアレンジとしておすすめです。
5位…火鍋 (注目栄養素:L-カルニチンで脂質代謝)
火鍋は、中国由来の鍋で、「麻辣」という唐辛子や山椒などスパイスを使った出汁で具材を煮て食べる鍋です。爽やかな辛味がやみつきになる鍋で、羊肉や野菜をさっと煮て、好みのつけだれでいただきます。羊肉はL-カルニチンという脂質代謝に関わるアミノ酸が他の肉類よりも多く含まれていることから、ダイエットをする方も注目されています。