食品・美容成分に関するアンケート調査結果。意識して摂取する成分は「食物繊維」「乳酸菌」がトップ。
「食物繊維」「乳酸菌」で便秘改善した人が多数
成分の効果を実感したエピソードについては「食物繊維」「乳酸菌」で便秘が解消したという声が多数あがった。また「ビタミンC」や「コラーゲン」を摂取したら肌の調子が良くなったという声も多かった。摂取している人が多い理由が窺える。
Q.効果を感じたエピソードについて具体的にお知らせください。(自由回答)
実際の回答(一部抜粋) ※n=各成分の効果を実感したことがある人
・「食物繊維を多くとることで早くお腹一杯になってダイエット効果があった」(20代)
・「食物繊維を摂っているので、お腹が毎日スッキリしている」(30代)
・「レモンを絞って炭酸水で飲んでいると、口内炎が治ったり肌の調子が良くなった。食物繊維は、野菜を食べる様にしておりお腹の調子が良い。」(30代)
・「カルシウムを意識的に摂った結果、骨密度が120%を超えた時に効果を感じました。食物繊維や乳酸菌は便通が良くなった時に効果を感じました。」(40代)
・「ビタミンCは、顔のくすみがとれて明るくなった。食物繊維は、便秘解消に効果があった」(40代)
・「コラーゲンのサプリメントを摂取して、肌がふっくらしてきた。食物繊維を食事から摂るようになり、便通が良くなった。」(50代)
・「コラーゲンなどは、摂取した翌日の肌の調子が良かったり、乾燥感が和らいだりすると、効果があるんだと感じる。食物繊維や乳酸菌などは、便通が良かったりすると、効果があると感じる。 」(50代)
・「ポリフェノールを多く摂取していると目がよくなってきた」(60代)
・「花粉症になったとき乳酸菌のサプリメントを飲んだら軽くなり今では症状もなくなった」(60代)
理想の成分摂取形態は「野菜や果物など食材そのもの」が圧倒的多数
「野菜や果物など食材そのもの」で成分を摂取したい人が約9割。日常生活の中で”自然に”摂取できるのが一番良いと思っている人が多いと考えられる。
また、30代は他の年代より成分の摂取に積極的であることから、美容や健康への意識が高まる世代であることが伺える。60代は他の年代に比べ補助食に対してネガティブな印象がみられる。
Q.積極的に摂取したいと思う成分を今後どういう形で摂取したいと思いますか。実際の商品の有無に関わらず摂取したいと思う形態を全てお選びください。(複数選択可)
食品からとれる成分では「カルシウム」を期待している人が多い
健康のために摂るようにしている成分では効果が実感されやすい「食物繊維」や「乳酸菌」よりも「カルシウム」を期待して摂取している人が多くみられた。テレビや口コミなどを情報源に、聞いたことのある効果を期待して摂取している人もみられた。
Q.健康のために意識して摂るようにしている食品があればお知らせください。(自由回答)
実際の回答(一部抜粋) ※n=全体
・「牛乳は毎朝飲むようにしています。お腹の調子がいいような気がするので。後は晩御飯にはかならず味噌汁を作っています。」(20代)
・「カルシウム不足対策のため、牛乳やヨーグルトを毎日摂取している。」(20代)
・「ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなどの発酵食品。 お通じが良くなると聞くのと、肌に良いと言われているので。」(30代)
・「腸内環境を整えるために食物繊維→バナナ、乳酸菌→ヨーグルトを摂るようにしています。」(30代)
・「カルシウムを摂るためにおやつには小魚を食べる。 お腹の調子を整えるために、朝は果物とヨーグルト。」(40代)
・「カルシウムを摂るために牛乳を毎日飲んでいます。 食物繊維はレタスやサツマイモなどの野菜で摂るようにしています。 乳酸菌は乳酸菌飲料やヨーグルトから摂っています。」(40代)
・「血中コレステロールを減らす作用があるとテレビで見たのでトマトジュースに亜麻仁油を垂らしたものを毎日1杯飲んでいる」(50代)
・「骨や美容の為に、カカオ70%チョコレートとナッツ、ドライフルーツ」(50代)
・「ポリフェノールをとるため,ハイカカオのチョコを食べている」(50代)
・「R-1ヨーグルトドリンクタイプ。免疫力向上は、出来たらいいなと思っている程度。カルシウムが摂れればよい。」(60代)
・「カルシウムをとるために牛乳や乳製品、イソフラボンを多く含む大豆食品、野菜。」(60代)
【調査概要】
調査名:食品・美容成分に関するアンケート調査
調査対象者:全国20~60代女性
有効回答数:500ss
割付:年代均等(ウェイトバック集計にて、日本の人口構成比に補正)※総務省統計局 平成30年10月公開データより
調査期間:2019年5月21日(火) ~ 5月23日(木)
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)