8月7日は「バナナの日」日本バナナ輸入組合が「バナナに関する調査レポート」を発表
バナナを食べる理由は、「手軽な値段」「おいしい」「食べやすい」が上位に!
バナナを食べる理由について聞いたところ、大人調査では「手軽な値段」(59.6%)、「健康によい」(57.7%)、「おいしい」(50.9%)が上位となりました。次いで「栄養が優れている」(40.2%)、「食べやすい」(36.4%)が続き、手軽においしく食べられるバナナは栄養素や健康への好影響も注目されているということが分かりました。
一方、子ども調査では約7割の68.6%の子どもが「おいしいからバナナを食べる」と回答し、大人と比べて「おいしい」の割合が17.7%高くなりました。その他では、「食べやすい」(32.3%)や「栄養」(31.6%)は大人同様に上位となりましたが、「腹持ちがよい」「お菓子の代わり」「すぐにエネルギー補給ができる」なども比較的高い割合となり、子どもにとってバナナはおやつや補食としての役割も大きいということが分かりました。
バナナを食べるタイミングについても聞いたところ、大人調査では約7割の66.2%の人が「朝食で食べることが1番多い」と回答しました。また、子ども調査では59.5%の子どもが「朝食」、次いで28.1%が「間食(おやつ)」にバナナを食べることが1番多いと回答しました。
カリウムやセロトニンを含むバナナは熱中症や夏バテ、寝苦しい夏の睡眠にも効果的!
バナナを食べる理由として健康や栄養素が重視されている中で、「知っているバナナの栄養素は?」という質問をしたところ、大人調査では「糖質」(41.3%)、「食物繊維」(37.0%)、「カリウム」(31.7%)が上位となり、バナナの栄養素としては、この3つが特に知られていることが分かる一方、10%未満ながら、ビタミン、ポリフェノール、セロトニンなどの栄養素が続きます。
実際にバナナには、主要ミネラルの1つであるカリウムが多く含まれており、熱中症や夏バテに効くと言われています。また、カリウムは調理によって失われやすいという特徴がありますが、バナナは生で食べられるのでそのような心配をする必要がありません。また、バナナには他にも、紫外線が強まる夏に肌の健康を整えてくれる「ビタミンB群」や、暑さで寝苦しくなる夏の夜に、睡眠を促してくれる「セロトニン(=トリプトファン)」なども含まれており、夏に効果的な果物です。
バナナの効果・効能として、「セロトニンの効果により精神を落ち着かせてくれる」ということを知っている人は5.8%と少数派でしたが、「この効果・効能を知ってバナナを食べたいと思いますか?」という質問には約4割の41.6%の人が「今まで以上に食べたいと思う」と回答したことからも、まだまだ知られていない睡眠や精神を安定な状態にもたらしてくれるバナナの持つ効果に期待されていることがわかります。
子ども調査では「バナナがお子様の体にとって、よい食品と思うか」について親に聞いたところ、全体の9割以上(92.9%)の人が「そう思う」と回答しました。このことから栄養豊富なバナナはお子様の健康にとって好意的に捉えられているということも分かりました。