カラダのお悩み別ヨーグルト組み合わせレシピ <便秘><肌悩み><ダイエット><免疫力UP>
自分の目的に合ったヨーグルトだけをそのまま食べるのもよいですが、さらに相乗効果を見込める方法があります。まずビフィズス菌などの善玉菌を増やすため、餌となる食物繊維を組み合わせたシンバイオティクスをベースにします。それによって、菌の働きをより活発にしつつ、悩みに合わせて食べあわせる食材を工夫しましょう。
ここでは、<便秘><肌悩み><ダイエット><免疫力UP>の4つの代表的なカラダの悩み別のヨーグルト組み合わせレシピを、管理栄養士の柴田真希先生にうかがいましたのでご紹介します。
<便秘に>りんごのコンポートヨーグルトがけ
~ポイント~
ヨーグルトの善玉菌に加え、水溶性食物繊維(りんご)やオリゴ糖(はちみつ)を摂りましょう。「冷え」も便秘の原因になるため、りんごは冷やさず温かいまま食べるのもおすすめです。
●作り方
1. りんご(1個)をよく洗い、皮付きのまま4等分に切って芯を取る。
2. 耐熱ボウルに(1)とはちみつ(大さじ2)を入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱する。
3. 10分くらい置いてなじませ、ヨーグルト(100~200g)をかけお好みでシナモンパウダーをふっていただく。
<肌悩みに>ヨーグルトビシソワーズ
~ポイント~
大腸と肌も密接な関係があります。大腸で吸収された有害物質が全身を巡り、肌にも悪影響として表出してしまいます。ですので、ヨーグルトと食物繊維で大腸をケアしつつ、肌悩みに有効な抗酸化作用があるビタミンA(ほうれん草・にんじん)、ビタミンC(じゃがいも)、ビタミンE(オリーブオイル)を一緒に摂ることがポイントです。バジルやしそを加えると、さらにビタミンAをプラスできます。
●作り方(材料は2人分)
1. じゃがいも(1個・150g)は皮をむき、一口大に切る。
2. 小鍋に(1)と水(200ml)、コンソメ(小さじ1)、塩(少々)を入れ中火にかけ、蓋をして10分くらい煮る。じゃがいもが柔らかくなったらマッシャーでつぶす。
3. 粗熱が取れたら、ヨーグルト(100g)を加えて混ぜる。器に盛りつけ、黒こしょう(少々)、オリーブオイル(小さじ2)を加える。
<ダイエットに>なめたけヨーグルトソース
~ポイント~
大腸のはたらきを整えると、新陳代謝も良くなります。また低カロリーなきのこは食物繊維が豊富。食事のはじめに食べると血糖値の上昇を緩やかにし、ダイエットをサポートしてくれます。
●作り方(材料は2人分)
<なめたけの作り方・出来上がり量約100g>
えのきだけ(1袋・100g)を1cm長さのざく切りにする。小鍋に水(大さじ2)と共に入れて蓋をして中火にかけ、えのきだけから水が出てきたら、酒・みりん(各大さじ1/2)、しょうゆ(大さじ1)を加えて蓋をあけ水分を煮飛ばす。なめたけ(50g)と、ヨーグルト(50g)を混ぜ合わせる。
※なめたけは冷蔵庫で1週間程保存可能。
<食べ方>
・焼いた肉などのソース代わりに
・そのまま食べて
・茹でたほうれん草や納豆と和えて
・ごはんにかけて(雑穀ご飯・玄米ご飯ならさらに効果UP!代謝を良くするマグネシウム、ビタミンB群が豊富)