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2020年上半期トレンド予測 スーパーフードランキング TOP10 ~ 漢方・伝承民間薬、植物の原点回帰 ~

一般社団法人 日本スーパーフード協会は、「2020年上半期トレンド予測 スーパーフードランキング TOP10」を発表いたします。
このランキングは、海外(主に米国)のリサーチをもとに、日本市場の現況の流れとの擦り合わせを行った上で、2020年の上半期に日本でブームとなる可能性が高いスーパーフードを10品目予測し、ランキング形式で発表するものです。
青パパイヤと菊芋
2020年上半期のトレンドを総括すると、①漢方・伝承民間薬としての歴史があるもの、②古代種(在来種)・ワイルド(野生)など植物の原点回帰、③サプリメントは化学合成的なものから、より自然食品に近いものに、④カラダに良いものを「+ たす」だけでなく、カラダに悪いものを「- ひく」(排出)、といった傾向がみられます。

2020年上半期トレンド予測 スーパーフードランキング TOP10
第1位 青パパイヤ
第2位 菊芋
第3位 マルベリー
第4位 サジー
第5位 ノニ
第6位 スーパー藻類
第7位 国産スーパーキノコ
第8位 進化系シード
第9位 スーパーフラワー
第10位 スーパー天然甘味料

■第1位 青パパイヤ ~ 酵素の王様
中南米原産のトロピカルフルーツオレンジ色に熟す前のグリーンパパイヤのこと。全ての野菜果物の中で、青パパイヤは一番酵素が多く、「酵素の王様」と称される。青パパイヤの酵素「パパイン酵素」は、タンパク質脂肪糖分の三大栄養素を分解する希少な消化酵素で、消化促進、代謝アップ、ダイエット、冷えや不眠の改善などが期待される。パパイン酵素は熱に強く、100度で加熱しても酵素が死活しないのが特長。生鮮の青パパイヤは果肉を千切りにしてサラダや炒め物など野菜として使われる。

▼参考商品 「青パパイヤ酵素」 三旺インターナショナル
腸活・温活におススメ。フィリピン政府が保有する青パパイヤの古来種を使って、フィリピンの自社オーガニック農園で栽培する「SUN-O 青パパイヤ」を1年間かけて発酵・熟成したものを自然乾燥で粉末に加工。有機JAS認定で安心&高品質。甘いのでそのまま食べたり、コーヒーヨーグルトに混ぜて。
青パパイヤ

■第2位 菊芋 ~ 天然のインスリン
北アメリカ原産キク科の植物。に似た花と生姜に似た塊の根をもつ。1年でその土地の栄養素を全部吸収するほど生命力が強い。菊芋水溶性食物繊維「イヌリン」が豊富で、の排出、インスリンの分泌、腸内環境の改善などの働きがある。菊芋を食べることで、血糖値の急激な上昇を抑制し、糖尿病の予防・改善が期待されることから、「天然のインスリン」と称される。菊芋は水分が多く甘いゴボウのような味で、サラダやきんぴら、で揚げて菊芋チップなど、家庭料理に手軽に使える。

▼参考商品 「菊芋・イヌリン」 サンヘルス
血糖値が気になる方・ダイエットにおススメ。ドイツ産のオーガニック認定の菊芋エキスや高濃度イヌリンを主原料にした粉末。そのままで飲んだり、砂糖の代わりにコーヒーや料理にも。
菊芋

■第3位 マルベリー ~ アンチエイジングの妙薬
中国原産のクワ科の高木の果実。漢方では、マルベリー(桑の実)は「アンチエイジングの妙薬」といわれ、肌の潤いアップ、白髪ケア、造血効果があるとされる。マルベリーには、白と赤紫の品種があるが、日本でも自生している赤紫の品種は、ポリフェノールやビタミン群が豊富で抗酸化力が強く、よりアンチエイジング効果が期待できる。マルベリーは甘酸っぱくておいしいので、ドライフルーツやジャムにしたり、「桑の実酒(焼酎)」、「マルベリー酒(ラム酒)」など薬膳酒にするのもおススメ。

▼参考商品 「万田酵素 MULBERRY」 万田発酵
美容意識が高い方におススメ。マルベリーなど多種多様な果実・野菜・海藻の濃厚な甘みのペースト。
マルベリー