パッションフルーツ
パッションフルーツの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、種類や仲間など、知っておきたいパッションフルーツの基礎知識。
パッションフルーツの特徴
パッションフルーツとは、トケイソウ科の実を食用とする果実です。
果実の中にはゼリー状の果肉に包まれた種子があり、多くの果汁を含んでいます。スプーンなどですくって種子ごと食べることができ、さっぱりとした酸味が特徴ですが、熟すと香りや甘みが強くなります。
アメリカの亜熱帯地区が原産で、日本では明治時代中期に導入され鹿児島や沖縄など温暖な地域で栽培されています。
果皮はやわらかく簡単に切ることができ、生食のほかジュースやシャーベットとしても楽しめる果物です。
パッションフルーツの栄養・効能
βカロテンを豊富に含み、抗酸化作用による老化防止や免疫力アップが期待されます。
そのほかにも、余分なナトリウムを排出し血圧を下げるカリウムやたんぱく質のエネルギー代謝を助けるビタミンB6を含みます。
造血や神経細胞の発達など細胞の新生・増殖に関与する葉酸も含むため、重要な栄養素を持つ優秀な果物であるといえるでしょう。
パッションフルーツの選び方
傷やへこみがなく、全体的にまんべんなく色づいているものが良品です。
香り高く、しわがあるものは熟しています。
パッションフルーツの保存方法
香りがない未熟なものは常温で追熟させたほうが甘みを味わえます。
熟しているものは乾燥を防ぐためポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室にて保管します。
そのまま冷凍保存も可能で、食べるときは少し解凍してから包丁でカットし、スプーンですくって食べましょう。
パッションフルーツの旬の時期
輸入されているので通年手に入りますが、国産のハウス栽培だと早いもので2月から出回り、6~8月に旬を迎えます。
パッションフルーツの種類や仲間
キイロトケイソウなど。
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