【意外と知らない“蒲鉾”のすべて】蒲鉾の由来と歴史、栄養、簡単アレンジメニュー、飾り切り…
”高たんぱく・低脂質“な蒲鉾、しなやかな弾力も魅力
栄養バランスを考えると、毎日の食事で「魚をもっと食べたい!」と思う方は多いでしょう。
でも、下ごしらえなどが面倒で、ついつい他の材料を選んでしまいがち…。そんな時には魚肉を原料とした“高たんぱく・低脂質”な蒲鉾を上手に活用してみてはいかがでしょうか?
蒲鉾とその他の代表的な食品の栄養価について日本食品標準成分表で比較してみました。
他の食材(まさば(水煮)・豚肩ロース(脂身つき・生)・鶏卵(全卵・生))の栄養価と比較してみると、蒲鉾は「カロリー・脂質が低く、たんぱく質・カルシウムを比較的豊富に含んでいる」ことがわかります。
また、蒲鉾には他の魚肉練り製品とは違った、噛みごたえのあるしなやかで歯切れのよい弾力があり、その独特な食感も蒲鉾をおすすめしたい理由のひとつです。
(監修:杉本恵子さん(管理栄養士))
<蒲鉾・マメ知識その2> 蒲鉾には”あし“がある!?
魚肉練り製品特有のしなやかな弾力のことを、業界用語で”あし“といいます。あしは、たんぱく質が網目のように絡まり合うことで生み出されますが、そのためには”塩”と”加熱”が不可欠な要素とされています。
*** 【ひとくちメモ】 蒲鉾のおいしい厚さって? ***
紀文の蒲鉾のおいしい厚さは”12mm”(物性測定装置を使った「破断強度」測定より算出)。紀文の蒲鉾の食べる時には、ぜひ思い出してみてくださいね。
◎もっと魚肉練り製品について知りたい方は、紀文Webサイト「紀文アカデミー」へ!
https://www.kibun.co.jp/knowledge/
そんな魅力的な蒲鉾ですが、実は皆さん、あるお悩みを持っているようです。そのお悩みとはいったい…?
アレンジの仕方がわからない、という声が多数
「アレンジの仕方がわからない」「1本買うと使いきれない」が、蒲鉾を食べる時に困ることトップ2でした。もしかすると、「アレンジの仕方がわからないから、なかなか1本使いきれない」のでは?
そのまま食べられることが蒲鉾の魅力のひとつですが、その手軽さゆえに、アレンジを工夫してみる機会が少ないのかも知れません。
そこで、パパっと作れる簡単アレンジメニューをご提案!