夏の涼菓・竹筒入り水羊羹「竹とり おおらか」 こんなときだからこそ、いつもより贅沢な夏の贈り物を

リニューアルした背景

「もったいない」「ちょっと物足りない」「こんなときこそ贈り物を」
竹のひと節から、1本の筒を作ることができます。
従来品のサイズは、竹一節のおよそ半分は廃棄しており、竹の太さの選定基準もシビアで、商品基準に満たない竹筒も度々ありました。
リニューアル比較画像
そこで、竹という自然素材に対して寄り添う気持ちで、竹のサイズと選定基準を見直し、ロスを減らすことにしました。
竹の太さは従来に比べ、少し太いものも細いものも採用するように改めました。
竹筒の長さも極力、ひと節分使うことで、竹のロスを抑えながら水羊羹の容量はおよそ2倍になりました。
つるりと喉越しの良い水羊羹は、あっという間に食べ切ってしまい、少し物足りない気持ちもあったので、一石二鳥のリニューアルとなりました。

「新しい生活様式」だからこそお中元を

今年は新型コロナウイルスが流行し、「アフターコロナ」の新しい生活様式がはじまりました。
そうした変化で、以前のように気軽に会えなくなってしまった、ご親戚の方や友人も多いはず。
そんなご時世だからこそ、とびきり美味しく、贅沢な涼菓に気持ちを託していただけたら、という思いで、より美味しく、装い新たになりました。
竹筒羊羹〈竹とり おおらか〉のお中元画像

水羊羹へのこだわり

店先から湧き出る「醒ヶ井水」をふんだんにつかい、炊き上げるこし餡は、さっぱりとした甘みで、かつ小豆の風味もしっかりと味わえる一品です。つるんとなめらかな喉越しに仕上げています。
醒ヶ井水の画像
醒ヶ井水の湧き水を使う画像
竹に水羊羹を注ぐ画像

甘夏羹へのこだわり

青竹から柑橘色の羊羹が出てくると、思わず驚く方も多い、当店ならではの甘夏の水羊羹。
今年より、無農薬・無肥料栽培の希少な甘夏を取り寄せ、職人が手作業でピューレにしています。
より力強く甘夏の酸味と風味を感じられながら、みずみずしくすっきりとした味わいに仕上げました。
甘夏の画像
職人が手作業でピューレにする画像
甘夏羹を作る画像

■亀屋良長株式会社について
享和三年(1803年)、京菓子の名門と謳われた菓子司・亀屋良安から暖簾分けするかたちで、京都・四条醒ヶ井(さめがい)にて創業し、現在に至ります。初代店主は、良質のを求めてこの地を選びました。以来二百年以上にわたり、こんこんと湧き出る清らかな水を材料のひとつとして、京菓子づくりに励んでおります。

■会社概要
会社:亀屋良長株式会社
所在地:〒600-8498 京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
代表者:吉村 良和
創業:1803年
設立:1989年