ダイエットホルモン“セロトニン”を分泌する神フード 大人気ダイエットエキスパート和田清香さんが解説
ビタミンB6を上手に摂るには?
バナナ、ゴマなど、毎日摂ることを決めるのも◎
たっぷりのビタミンB6を手軽に摂るならば、バナナがおすすめ。そのほかかつお、まぐろなどの魚類、鶏胸肉やささみなどの脂身の少ない肉類のほか、酒粕やごま、にんにくなどに含まれるので、普段使う調味料に意識的に使用するのもいいでしょう。
“セロトニンダイエット”の究極の神フードはユーグレナ。
おにぎりやパンにプラスすると完全食に!
トリプトファン、ビタミンB6をふんだんに含む注目食材に、「ユーグレナ」があります。
単品ものにプラスするだけでセロトニン分泌ダイエットに!
ユーグレナは、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、トリプトファンやビタミンB6の他に、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、1つの食品としては驚異的な59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。
また、ユーグレナにのみ含まれる「パラミロン」という不溶性食物繊維の働きにより、免疫の活性化※3、免疫バランスの改善※4に効果をもたらすこともわかっています。
さらに、作業ストレス負荷がかかっている際の自律神経バランス※5の調整やイライラ感・緊張感の抑制、睡眠の質の改善を示す研究成果も新たに確認され、「栄養の偏り」「疲労・ストレス」「免疫力の低下」すべてをケアできる食品として期待されています。
市販されているドリンクでも気軽に摂れますし、豆乳や、アーモンドミルクにパウダーを溶いて置き換えとして使うのも、栄養不足になりにくい置き換えダイエットに最適な食材で、「忙しくてパンやおにぎりを食べる時間くらいしかない!」という人でも、糖質の摂れるパンやおにぎりにユーグレナドリンクをプラスするだけで、心身のバランスを取り戻して、健やかなダイエットを目指すためのメニューに変えてしまえるので忙しい方にも非常におすすめ。
注釈:
※1 ※2:脳からストレスをスッキリ消す事典 有田秀穂著 (※1:P32-35 ※2:P124)
※3:ユーグレナまたはパラミロンを摂取させたマウスにインフルエンザウイルスを感染させたところ、肺中のウイルスの排出促進がみられ、インフルエンザ症状を緩和したことがわかっています。 [出典]A.Nakashima et al. Biochem Biophys Res Commun. 2017 2015.2.9/2017.11.1 株式会社ユーグレナよりニュースリリース
※4:免疫力に不安がある男女10名に、ユーグレナから抽出したパラミロン粉末を1,000 mgを8週間摂取させた結果、血液中のリンパ球から産生されるIFN-γの増加と、IL-4の減少がみられ、細胞性免疫と液性免疫のバランスを調整している可能性が示されました。[出典]アンチエイジング医学(2015)
※5:自律神経は、活動的な働きの交感神経と、リラックスする働きの副交感神経で構成され、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールしています。ストレスや疲労によりバランスが崩れると心身に異常をきたします。
【監修者】ダイエットエキスパート 和田清香さん
アメリカ・NYの美容学校にてボディケア等の学びを重ね、認定栄養学&健康促進コンサルに関する米国資格、AFPA Nutrition & Wellness Consultant Certificationを取得。現在は、各メディアにてダイエット&美容の監修・執筆を行う他、企業及び個人向けのダイエット&美容のコンサルを行う。
AFPA Nutrition & Wellness Consultant/FTPマットピラティスベーシックインストラクター/NY&NJ State Esthetics License所持。
『パーフェクト・サクセスダイエット徹底ガイド』(講談社)、『ハワイ ワンプレートダイエット やせる食事の黄金ルール』(メディアファクトリー)、『30秒でスッキリ! 壁トレ 体を動かすのが好きになる!』(ナツメ社)、『着圧ハイウエストレギンス入浴で 脚・おなか・ヒップやせ』(主婦の友社)、『忙しいひとほどうまくいく!週1回×5分で やせ体質に変わる「FAT5」ダイエット』(宝島社)等 著書多数。