創業290年の伝統の高級胡麻油との異色なコラボにより生まれた『皇帝の食パン』が完成
関根の胡麻油とは?
関根の胡麻油は、健康に配慮した薬品を使わない低温・低圧搾製法で胡麻油を醸成します。
厳選された白ごまだけを風味を損なわないように低温で煎り、低圧縮し、ゆっくりとろ過を繰り返して高純度の胡麻油を製造しています。そのため市販されている胡麻油よりも上品な風味となります。
さらに関根の胡麻油は素材そのものの味を引き立てる役割を果たします。一般的な製法よりも胡麻から抽出できる油が少量のため「高級胡麻油」となっています。
関根の胡麻油とくぅらぼの職人との出会い
実際、くぅらぼに「関根の胡麻油」の話をしたときには、「そんな油聞いたことがない!是非一度直接話を聞かせてほしい!」との返事をいただき、胡麻油に対する並々ならぬこだわり、製法や成分について等の議論を交わし、関根の胡麻油を使った食パン作りがスタートしたのです。そこからは関根の胡麻油を限界まで活かすレシピ開発の日々。
ここまでやって美味しく無い訳が無いと言えるほどの試作検討
感動するほど美味しいパンを生み出すためには、これまで以上に試作検討をこなしていかなければなりませんでした。
・小麦、塩、砂糖などの選定
・より美味しくするために既存の原料に何か足すべきではないか
・発酵は何時間させるべきか
「作るなら、とてつもなく美味しい食パンを作りたい!」そう思うと考えることは山のようにありました。時間はいくらあっても足りません。
原材料ひとつとっても、小麦はどこのものを使うのか?1種類でいいのか?ブレンドするならどれを?どの割合で?塩は?砂糖は?さらに水分量、ミキシング速度、発酵時間など製法も考えると生まれるレシピの可能性はまさに「無限」だったのです。
作ってはやり直しを繰り返す、まるで出口のない迷路に迷い込んだような日々。その時期にあっても職人さんの目は「ベストな食パンを作る」その一点だけを全く迷いなく見続けていたのです。
こうして、検証、試食、素材の見直し、検証、試食、素材の見直し……
日中、深夜問わずやり取りが行われ完成に向かっていきました。
幾度となく、熱い熱い検討が行われ、ついに皇帝の食パンが完成したのです。
皇帝の食パンへの想い、今後の展望
こんなに美味しいパンが出来たのだから、究極の理想として「焼き上がってから0秒後」という一番美味しい焼き立ての状態で召し上がってほしいという想いがあります。
できるだけ多くの方に心の底から皇帝の食パンを楽しんでもらいたい……
そこで、考えたのが、「キッチンカー」による焼き立て『皇帝の食パン』の移動販売です。
あらかじめ、前日までにオンライン上で注文を受け、当日はキッチンカーの車内でパンを焼き上げ、自宅の前まで、焼き立てホヤホヤの状態でお届けする。
このような手段を取れば、焼き上がりすぐの美味しい皇帝の食パンを味わってもらえると考えています。さらには、美味しい食べ方やレシピ、トッピングも合わせて、その場で提供できればより楽しんでもらえるのではないかとも思います。
さらには今のご時世、自粛の影響なども相まって店舗で買いに行くよりも日用品や食料品を届けてもらい、自宅で受け取るということが増えてきます。そんな中「食パンってこんなに美味しいんだ!」というような体験をキッチンカーにて、多くの方に感じてもらいたいと思っています。
今回、Makuakeにご支援いただいた資金は、まずは、皇帝の食パンを生み出すために協力して頂いた「くぅらぼ」が店舗を構えている「福岡県」を回るキッチンカーの費用に充てたいと考えています。