生食パン専門店「醸す生食パン工房 うち山」のパンを使用した素材リッチなフルーツサンド
茨城県日立市水木町の有限会社内山味噌店(創業明治5年)は、コロナ禍の中、単調で沈みがちな「おうち時間」の食卓においしい笑顔を届けたいと思い、自社で運営する「醸す生食パン工房 うち山」の高級生食パンを使ったフルーツサンドを開発し、2020年5月9日(土)に同社直営「内山味噌本店」にてテイクアウト販売を開始いたしました。
発売初日は、開店から1時間で売り切れる商品もあり、お客様からは大変ご好評をいただいております。
連日行列のできる食パン専門店「醸す生食パン工房 うち山」の、高級生食パンで作るフルーツサンドとは!?
私達が作る食パンは、無着色・無添加にこだわる古式醸造味噌から培われた発酵技術を活かし、創業以来続く“蔵付き麹”を酵母種として使用しています。これにより食パンそのものにうまみをプラスすると同時に“麹”そのものの発酵成分を最大限に引き出しています。
「醸す生食パン工房 うち山」の食パンは発酵だけではなく、食パンのもう一つの重要な成分である“水”にもこだわって作っています。私達が食パンを製造している茨城県日立市には、阿武隈山脈より流れ出るカルシウムやミネラル分を豊富に含んだ「泉が森湧水地」と言われる良質な地下水源があります。こちらは平成の名水100選にも選ばれています。食パンにはこの味噌蔵の仕込み水である、硬度140~150mg/L(水1,000mlに対しカルシムイオンとマグネシウムイオンが溶けている量を表す数値)の硬水を使用しています。この仕込み水には、パンに必要な酵母や発酵の働きを活性化し、パン生地が引き締まる効果があるため、通常の食パンより口当たりが軽く、密度の濃い、ふわもち食感を生み出しています。このように、“麹”“水”というそれぞれ“発酵”に欠かせない素材にこだわった、老舗味噌蔵だからこそ作ることができる特別な食パンです。
新商品のフルーツサンドにはこの高級生食パンを使用し、フレッシュなフルーツに、発酵食品であるマスカルポーネチーズと純生クリームを合わせた無添加・素材リッチな配合が特徴で、甘味と酸味の絶妙なバランスがとれた、とても贅沢な味わいに仕上げました。
フルーツサンド開発秘話!?
コロナ禍により、世の中が暗く、みんなが不安を抱える日々を過ごしています。
いつ終わるか分からない自粛の毎日、減り続ける来店客…。
創業から148年目の食品製造メーカーとして、今私達が出来ることは「新商品を発売することだけだ」と話し合い、開発に至りました。
<開発する上で大切にしたこと>
1.個包装でテイクアウトできる商品
2.1日でも早くお客様にお渡しできるように鮮度を活かせる商品
3.買う方も売る方も明るい気持ちなる、美味しくて安全な無添加の商品
4.原料や資材は地域から購入できるもので、地域を巻き込める商品
そして、私達が築いてきた時代に合わせた発酵食品提案力、パン製造技術、菓子製造技術、接客能力、設備・機能、全ての力を合わせて、今、私達が作り出せる中で、最も喜んでいただけるフルーツサンドを作りました。
■商品概要
商品名:フルーツサンド
商品ラインナップ:いちご、キウイ、ミックス(いちご/キウイ/バナナ) など
※季節によりフルーツは変わります
内容量:1個
販売価格:各480円(税込)
販売店:内山味噌本店
販売開始日:2020年5月9日(土)
■店舗概要
店舗名:「内山味噌本店」
所在地:〒316-0024 茨城県日立市水木町1-12-16
電話:0294-52-3204
店舗紹介サイト:https://www.mizukinosho.com
※フルーツサンドは通販対象外です
■「内山味噌本店」とは!?
「内山味噌本店」は、『毎日の食卓に“発酵の新たな食体験”を伝える』ことをテーマに、創業以来受け継ぐ味噌・麹の発酵技術を活かした発酵関連商品を開発・製造・販売する発酵食品専門店です。
■今後の展開
蔵元内山味噌店として、新しい時代に合わせたスタイルで、発酵食の可能性を広げ、皆様に“発酵”の魅力を届けられるような商品開発を今後も進めてまいります。