「東京再発見~Re:Discovery TOKYO」フェア 『隠れ房』ブランド全6店舗で開催
新和食ダイニング『隠れ房』では、新宿、池袋、南青山、町田、川崎の各店において、「東京再発見~Re:Discovery TOKYO」フェアを、2020 年7月18 日(土)から8月31日(月)までの期間限定で開催いたします。
江戸、明治、大正、昭和、平成、そして令和へと。首都として、あらゆる“ニッポン”の中心であり続けた東京。
ここではまた、人々の心に根ざした食文化が育まれ発展してきました。東京で生まれ育った方、夢を抱いて日本各地から上京された方。多くの人に愛され、憧れの的だった都市・東京が未曾有の災禍に襲われている今この時にこそ、時を越え、大切に大切に育まれてきた東京の食の魅力を再発見していただけたら…!
その想いから「東京再発見 〜Re:Discovery TOKYO」フェアを『隠れ房』ブランド全6店舗で開催いたします。
“新和食ダイニング”として日本の旬彩を手掛けてきた『隠れ房』が今一度、東京という街に丁寧に向き合い掘り起こした食の歴史と魅力の数々。
もしかしたら、貴方がご存知の東京の魅力は、ほんのわずかな一面なのかも。一品一品を通して、束の間味の歴史旅をお楽しみください。
お品書き
厚切り国産牛の黒牛鍋 1人前2,940円 ※ご注文は2人前より
文明が開化した明治初期、西洋の肉食文化を取り入れた「牛鍋」は首都となった東京で熱狂的に支持され、文明開化の象徴ともなりました。そんな#東京グルメ の原点とも言える「牛鍋」を、黒味噌を使ってさらに進化させました。生産者の皆様により大切に肥育された国産牛を厚切りにし、余計な具材は減らして肉の旨みをダイレクトに味わえるように仕立てた令和の「牛鍋」。濃い味噌の味わいは、ふんわりとろろとまろやかな卵が柔らかく包んでくれます。
穴子と浅利の深川土鍋飯 1人前1,690円 ※ご注文は2人前より
江戸時代に漁師町として栄えた深川で、漁師たちの賄い飯として生まれたことから名づけられた「深川めし」。
当地で良質なアサリが多く獲れたことにも由来します。アサリとともに炊きこんで旨みを凝縮させた、かつてを思わせる“隠れ房流深川めし”の上に、これもまた江戸っ子に親しまれたアナゴと、ふっくら巻き上げた優しい味わいの出汁巻玉子を乗せた、どこか懐かしくも、新たな“東京”時代をも感じさせるハイブリッドな土鍋飯です。
江戸前仕立ての三種造り 1,490円
魚をただ切って盛るだけではなく、ひと手間加えるのが江戸の刺身。職人技が光る繊細な味わいに醤油は強過ぎるので、煎り酒でお召し上がりください。
①漬けマグロ 千切り長芋
元々は赤身の変色を防ぐ目的で編み出された技法「漬け」ですが、まぐろの旨み成分であるイノシン酸と、醤油の旨み成分グルタミン酸が相乗効果を発揮。まぐろの味わいを深める結果に。
②スズキあらい 煎り酒
江戸の夏祭と深く結びつき古くから親しまれてきた魚がスズキ。夏のスズキは脂が乗り過ぎる程乗っているのでその脂を抜くために“洗い”という技法が生まれたとか。
③〆鯖 磯部巻き
脂の乗った鯖は酢で締めることにより、くど過ぎずほどよい味わいに。長期保存するための技法が美味しく食べるための技法とイコールになった日本人の知恵の結晶。
さらに、江戸前仕立ての三種造りを入れこんだ特別な「五種造り」(2,800円)もご用意していますので、鮮魚の刺身との食べ比べもお楽しみいただけます。