ひよこ豆/雛豆/ヒヨコマメ
ひよこ豆の特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品、種類や仲間など、知っておきたいひよこ豆の基礎知識。
ひよこ豆の特徴
ひよこ豆とは、種子の臍の近くに鳥のくちばしのような突起があり、ひよこの頭に似た形をした豆です。
別名「エジプト豆」「チャナ豆」「栗豆」といい、スペイン語の「ガルバンゾ(ガルバンゾー)」や英語の「チックピー」でも呼ばれます。
中近東やインドのエスニック料理によく利用され、日本では馴染み薄い豆でしたが、近年、健康志向の高まりから、水煮の缶詰や袋詰めが市販され、サラダやカレーなどに利用されるようになってきてきます。
ひよこ豆の味は「よく分からない」と言う人もいるほどクセがなく、木の実のような香ばしい風味があり、ホクホクとした食感をしています。
ひよこ豆の栄養・効能
ひよこ豆の主成分は炭水化物(食物繊維)とタンパク質で、中東の一般的な家庭料理であるひよこ豆を使ったフムスが、菜食主義者に好まれています。
カリウムも豊富なので、体内で過剰になったナトリウムの排出を促し、高血圧予防に役立ちます。
その他、葉酸、亜鉛、食物繊維も豊富に含まれています。
ひよこ豆の選び方
ひよこ豆は粒の大きさが揃い、色がきれいで、ハリやツヤのあるものを選びましょう。
ひよこ豆の保存方法
ひよこ豆は湿気を避けて、冷暗所で保存します。
茹でたひよこ豆は、小分けにして保存袋に入れ、冷凍庫で1ヶ月ほど保存可能です。
ひよこ豆の旬の時期
ひよこ豆の旬は9月から11月ですが、乾燥や水煮は通年流通しています。
ひよこ豆の加工品
乾燥種実、乾燥粉末、水煮缶詰など。
ひよこ豆の種類や仲間
ブラックチャナ。
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