内藤とうがらしで新宿・歌舞伎町を元気に!ビル屋上で栽培した内藤とうがらしを使ったオリジナルメニュー
新宿エリアを中心に飲食店を展開している三信商事株式会社は、内藤とうがらしプロジェクト(プロジェクトリーダー:成田重行)と連携し、江戸東京野菜に認定されている”内藤とうがらし”の普及を促進する取り組みをスタートいたします。
”内藤とうがらし”とは
内藤とうがらしは、江戸時代の宿場町、内藤新宿で育てられた野菜のひとつ。当時、蕎麦が流行していた江戸では、薬味として瞬く間に人気となり、新宿近郊の農家がこぞって栽培をしていました。内藤とうがらしは地域ブランドとして確立されていましたが、やがて新宿宿場の繁栄の中で畑がなくなり、新宿から唐辛子の栽培がなくなりました。
それから約400年経ち、2010年に内藤とうがらしプロジェクトが発足。長い眠りから目覚め、内藤とうがらしが現代に復活し、2013年には伝統の江戸東京野菜に認定されました。さらに2020年には、17年振りにリニューアルされた、新宿駅のスタンプのデザインにも取り入れられるなど、歴史ある新宿の名物として再び脚光を浴びています。
内藤とうがらしの特徴として、鷹の爪よりも辛みが優しいため、食べやすく、上品な旨みと爽やかな風味を感じることができます。葉も大きく柔らかいので、葉とうがらしとして常備菜などに幅広く使えます。旨みを増強する呈味(ていみ)成分が豊富で、だしに使うと、より他の食材の美味しさを引き出します。
取り組みの背景と今後の展開
新型コロナウィルスの影響により、外国人観光客が姿を消し、夜の街のイメージが強い歌舞伎町には、ほとんど人が立ち寄らない時期が続きました。そんな中、長い間新宿を拠点にビジネスを展開する当社は「新宿を盛り上げる」という強い想いの中、成田重行氏がプロジェクトリーダーである内藤とうがらしプロジェクトと出会い、双方の想いが一致し、少しずつ取り組みを進めて参りました。当社が管理するビルの屋上で、今年4月から成田氏の支援の元、内藤とうがらしを栽培し、無事10月に収穫をする事が出来ました。今後は、さらに栽培する場所を増やし、当社が運営する店舗でも、内藤とうがらしを使用したメニュー開発を積極的に進めて参ります。
内藤とうがらしを使ったメニュー展開
当社が管理するビル屋上で栽培した内藤とうがらしを使ったメニューを、Trattoria Pizzeria Bar FAVETTAにて、2020年11月1日(日)よりスタートいたしました。
■「赤い宝石」PIZZA:¥1,280
内藤とうがらしの粉末を練り込み仕上げた特製の生地を使用。ニンニクとアンチョビに爽やかな後味を残してくれる唐辛子の葉をトッピング。
■パンナコッタ:¥530
内藤とうがらしがほのかに香るドルチェソースで仕上げました。
■左/紅唐ソーダ、右/天色ソーダ:各¥700
内藤とうがらしの彩りシロップを使用したドリンク。
Trattoria Pizzeria Bar FAVETTA
プロジェクションマッピング等の最先端テクノロジーを駆使した空間演出で表現した、新しいタイプの体験型イタリアンレストラン。ずっと見ていないと気づかないような変化や、一瞬だけ登場するキャラクター、四季に合わせた季節感の演出等、何度来店しても、新しい発見があるような仕組みを随所に取り入れました。場所によっても演出が異なるので、座る席によってもまた違った演出を楽しむ事ができます。空間だけでなく、本格的なピザ窯で焼く自慢のピザを中心に、味でもしっかりお楽しみ頂けます。
【店舗詳細】
店名:Trattoria Pizzeria Bar FAVETTA(ファヴェッタ)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-23-14 第一メトロビル1F
連絡先:03-6233-7710
営業時間:月〜金 / 14:00〜23:00 土・日・祝日 / 11:00〜23:00