“映え野菜”「芽キャベツ」キャベツの若い芽ではありません!意外と知らない芽キャベツの畑での姿
タキイ種苗では、品種の紹介や栽培ポイントなどの情報を日々発信しています。
今回はその中でも、特に反響の大きかった“芽キャベツの意外と知らない畑での姿”についてご紹介します。
別名は子持ちキャベツ!?
芽キャベツといえば、“キャベツの若い芽”と思っておられる方も多いかもしれません。
写真のように、ひとつの茎にぎっしりと連なっている姿は意外と知られていません。
芽キャベツはキャベツの若い芽ではありません。見た目はキャベツと似ていますが、ケールから分化する過程でブロッコリーやキャベツなどとともに派生した別の野菜で、その生育の姿にも違いがあります。
キャベツは株の中央の芽が結球してできるのに対し、芽キャベツは茎と葉の付け根にできる“わき芽”と呼ばれる部分が結球することでできます。
品種によっては1つの株から50~90個も収穫することができます。
その姿から、別名“子持ちキャベツ”とも呼ばれています。
苗から育てて、冬にはおしゃれなディナーを楽しめる
一口サイズでかわいい見た目の芽キャベツは、甘みの中にほのかな苦さがあり、シチューなどの洋風料理や、炒めものにして食べるのがおすすめです。
また、ビタミンCや食物繊維などの豊富な栄養価もとても魅力的な野菜です。
おすすめ品種は『早生子持』です。
暑さに強く、作りやすい品種で、8月に苗を植えると、冬にはきれいな芽キャベツが収穫できます。
今年の冬は芽キャベツで、いつもとはひと味違うおしゃれなディナーを楽しんでみてください。