レチノール

レチノールの特徴働き上手なとり方摂取量目安不足過剰摂取多く含む食品・食材など、レチノールの基礎知識。

レチノールの特徴

レチノールとはビタミンAのことですが、ビタミンAの摂取量を求める際には、植物性食品に含まれるβ-カロテンなど、体内でビタミンAに変化するカロテノイドも含めてビタミンAと呼びます。
しかし、レチノールはβ-カロテンとは違い体内に蓄積される性質があり、過剰症を起こす可能性があるため、レチノールとβ-カロテンなどのカロテノイドを分けて考える必要があります。

レチノールの働き

ビタミンAの働きを参考にしてください。

レチノールの上手なとり方

ビタミンAの上手なとり方を参考にしてください。

レチノールの摂取量

1日の摂取基準は下表のとおりです。

年齢 推奨量(μg) 耐容上限量(μg)
男性 女性 男女
1~2歳 400 350 600
3~5歳 500 400 700
6~7歳 450 400 900
8~9歳 500 500 1,200
10~11歳 600 600 1,500
12~14歳 800 700 2,100
15~17歳 900 650 2,600
18~29歳 850 650 2,700
30~49歳 900 700 2,700
50~69歳 850 700 2,700
70歳以上 800 650 2,700
妊婦後期(付加量) +80
授乳婦(付加量) +450

推奨量にはプロビタミンAのカロテノイドから換算した量も含まれています。
妊婦後期、授乳婦は耐容上限量の掲載がありませんが、該当年齢の耐容上限量を参考に適度な摂取が大切です。

レチノールの不足

ビタミンAの不足を参考にしてください。

レチノールの過剰摂取

ビタミンAの過剰摂取を参考にしてください。

レチノールを多く含む食品・食材

鶏レバー豚レバーあん肝うなぎあなご銀だらなど。