いま売れている『玄米でも白米でも無いお米』とは?

「分搗き米」って知ってますか?「ぶつきまい」と読みます。
最近、弊社のネット通販の売上の約8割をこの「ぶつきまい」が占めています。

今さらですが…おには「白米」と「玄米」があります。
「玄米」の茶色い部分が「」です。この「糠」は米粒全体の1割(=10分)を占めています。つまり「白米=玄米×0.9」となるのです。
「分搗き米」とは「10分」まで精米せずに「途中で精米するのをやめたお米」のことです。
どこまで削ったかにより7分搗き・5分搗き・3分搗きと分かれます。

これらの違いは「どれだけ削るか」だけの話ですので、実は種類は無限大!
その3パターン以外も含めて、どういった人たちが買っていくのか見ていきましょう。
■1分搗き(ほぼ玄米)
玄米の表面はテカテカと光っていますが、これは「ロウ層」です。を通しません。そこだけを削ったのが「1分搗き」。水をよく吸い込むので玄米よりも炊飯時間が短くて済みます。

■3分搗き
玄米の栄養価を求めつつ、あまり硬くない方がいい、という人向き。
■5分搗き
「私は玄米が食べたいけれど夫や子供が嫌がるので…」というご家庭向け。このパターン、最近本当に多いです。

■6分搗き
「『ザ・玄米』は避けたいけど、胚芽はしっかりと残して欲しい」という人向け。保育園や子ども園での採用が増えています。
■7分搗き
いわゆる「胚芽米」に近いお米。「白米ラバーズ」のなかで「玄米に興味はあるけどいきなりはちょっと…」といった人向け。
■8分搗き(ほぼ白米)
もう少し白米を硬めに仕上げたい、という人向け。寿司屋での採用が多いお米です。

分搗き米で大事なことは…洗米はいつも以上にゆるく行うこと。お米を洗う目的は表面の糠層を取り除くことにあります。
ところが、分搗き米はその糠層も一緒に食べるわけですからむしろ「洗米しなくてもいい」のです。
ただ、口に入れるものですから、野菜のように軽く水ですすぎます。

さてこの「分搗き米」ですが、果たしてどの米屋でもここまで細かいことをしてくれるのでしょうか?
ご安心ください。
通常の精米店であれば、そもそも玄米で仕入れてます。あとは機械の調整だけですので、可能です。
「分搗き米」は米屋だからこそ製造できる商品です。各米屋が持っている玄米の品ぞろえ、そして精米技術が問われる商品だからです。機会があれば是非ともお試し下さい!

ライター:小池 理雄