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食事法・食スタイル実態2019「ローカーボ」13.5%が実践中、「健康維持」効果トップ3は「非精製食材」「菜食」「ローフード」

頻度/タイミング

・「ほぼ毎日」-「精製食材は食べない」実践者の4割、「ローカーボ食」実践者の3割・「体にとって必要と感じる時」 -「断食・少食」「菜食」「ローフード」実践者の3割
・「気が向いた時」-「ローフード」「グルテンフリー」実践者で特に多い

取り入れ歴

・「ローフード」「ローカーボ食」「グルテンフリー」で半数以上が「ここ2年以内」
・「精製食材は食べない」「菜食」「断食・少食」で3割前後が「6年以上」

次に、それぞれの食事法・食スタイルを実践している人がどんな頻度やタイミングで取り入れていて、いつから始めたのかを聞いてみました(図表2)。

図表2

今回提示した6つの食事法・食スタイルの中で、「ほぼ毎日」実践している人の割合が3割~4割と高かったのは「精製食材は食べない」「ローカーボ食」。一方で、「体にとって必要と感じる時」に取り入れるという人が3割以上と他の食事法・食スタイルより多かったのは「断食・少食」「菜食」「ローフード」でした。
また、「気が向いたとき」は「ローフード」「グルテンフリー」を取り入れている人に特に多いのが特徴的です。
取り入れ歴については、「ローフード」「ローカーボ食」の6割、「グルテンフリー」の5割強がここ2年以内に取り入れている一方、「精製食材は食べない」「菜食」「断食・少食」では3割前後の人が6年以上前から取り入れており、3~5年前からの人をあわせると5割強から6割の人が3年以上の実践キャリアがあることがわかりました。

「ローカーボ食」「菜食」「断食・少食」のタイプ

・「ローカーボ食」:「主食は食べない」は2割どまり -7割は「主食の回数を制限」・「菜食」:「ヴィーガン」「マクロビアン」は1割未満 -最多の4割は・乳製品は食べる「ぺスコ・ベジタリアン」
・「断食・少食」: 5割弱は「食事間隔を空ける」、4割が「満腹まで食べない」-「一日一食」「だけ断食」も1割前後が実践

ひとくちに「ローカーボ食」「菜食」「断食・少食」といっても、その中でも色々な食べ方があります。具体的にどのように実践されているのかを探ってみました(図表3)。

図表3

ローカーボ食実践者では、7割が「1日の中で主食を食べる回数を制限」という取り入れ方をしていて、「主食は食べない」人は2割にとどまりました。「その他」には「主食の量を減らす」という回答が目立ちました。
実践タイプの種類の多い「菜食」については、最も厳格といえる「ヴィーガン(植物性食品のみ)」「マクロビアン(マクロビオテッィクに基づく食事)」はそれぞれ「菜食」実践者の1割に満たず、最も多い4割の人は、魚・卵・乳製品は食べる「ぺスコ・ベジタリアン」という結果でした。
また、「断食・少食」を取り入れている人の半数近くの人は朝食や夕食を抜いて「食事間隔を空ける」、次いで4割が「満腹まで食べない」を実践していました。これに、食事をスムージーや甘酒などに置き換える「液体類を摂る断食」が続き、「一日一食」や「水だけ/酵素ドリンクによる断食」といった比較的厳格な食事制限や断食を取り入れている人も1割前後いることがわかりました。