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食事法・食スタイル実態2019「ローカーボ」13.5%が実践中、「健康維持」効果トップ3は「非精製食材」「菜食」「ローフード」

株式会社インテージが、食事法・食スタイルについて、日本全国の20-69歳男女3,627人を対象にインターネット調査を実施しました。
この調査結果から、今話題の食事法・食スタイル実践者の実態や実際に感じられている効果などをご紹介します。

食事法・食スタイルの実態ポイント

取り入れ率:トップの「ローカーボ」は13.5%が実践中 -女性で実践者多く、最多の60代女性では2割
頻度/タイミング:「ほぼ毎日」-「非精製食材」実践者の4割、「ローカーボ」実践者の3割/「体にとって必要と感じる時」-「断食・少食」「菜食」「ローフード」実践者の3割
取り入れ歴:「ローフード」「ローカーボ」「グルテンフリー」で半数以上が「ここ2年以内」、「非精製食材※」「菜食」「断食・少食」で3割前後が「6年以上」
ローカーボ実践者:「主食は食べない」は2割どまり -7割は「主食の回数を制限」
効果実感:「健康維持」-「非精製食材」「菜食」「ローフード」実践者の半数以上/「体の症状の改善」-「菜食」実践者の4割/「ダイエット」 -「断食・少食」「ローカーボ」実践者の半数以上
※「非精製食材」:白砂糖や白米といった精製食材を食べない食事法

取り入れ率

・トップの「ローカーボ食」は 13.5%が実践中 -女性で実践者多く、最多の60代女性では2割
・60代が多い「ローカーボ食」「精製食材は食べない」、若年層が多い「断食・少食」「菜食」「グルテンフリー」「ローフード」

「ローカーボ」「マクロビ」「ファスティング」など、健康や美容によいとされるさまざまな食事法・食スタイルがメディアに取り上げられたり、関連商品が発売されている昨今。実際、どれくらいの生活者が特定の食事法・食スタイルを取り入れているのでしょうか(図表1)。

図表1

最も取り入れ率が高かったのは「ローカーボ食」で全体の13.5%が実践中。
「低炭水化物食」「糖質制限食」とも言われ、ご飯、パン、麺などの主食や糖分量の多い食品を制限することで、メタボリック症候群の解消につながるとされる食事法です。
「ロカボ」や「低糖質」をうたったアイテムが惣菜から飲料、スイーツまでコンビニに並ぶようになっていることも実践の後押しになっていると思われます。
「ローカーボ食」実践者は男性より女性が多いのが特徴的です。ここに掲載していませんが、性×年代データで最も実践者が多いのは60代女性で2割の人が取り入れていました。
「ローカーボ」に続いて白砂糖や白米といった「精製食材は食べない」、「断食・少食」がそれぞれ5%前後。
「菜食」いわゆるベジタリアンは3.5%、主に小麦に含まれるグルテンを避ける「グルテンフリー」、「ローフード」(生食/46度以下調理の生鮮食材を食べる)は2%前後という結果でした。
年代別にみてみると、「ローカーボ食」「精製食材は食べない」の取り入れ率が最も高いのは60代。一方、「断食・少食」「菜食」「グルテンフリー」「ローフード」は若年の方が取り入れている割合が多いことがわかります。