庄司夏子氏「アジアのベストレストラン50」の「ヴァローナ社 アジアのベスト・パティシエ賞」を受賞
東京「エテ(été)」のシェフ、庄司夏子氏が2020年版「ヴァローナ社 アジアのベスト・パティシエ賞」を受賞しました。庄司氏は、第8回「アジアのベストレストラン50」で表彰されます。現在実施されているアジアでの渡航制限のため、今年のイベントは3月24日(火)午後5時(日本時間)に「アジアのベストレストラン50」のFacebookページおよびYouTubeチャンネルにて、オンラインストリームによるバーチャルな授賞式という形式で催行されます。
高校卒業後、庄司氏は東京の先進的なフレンチにインスパイアされたレストランであり、「アジアのベストレストラン50」2019年版で5位にランクインしている「フロリレージュ」にて、料理界でのキャリアをスタートしました。「フロリレージュ」オーナーシェフである川手寛康氏の指導の下、庄司氏はスーシェフへと昇進しました。起業家精神と意欲に溢れる庄司氏は、2014年、東京の渋谷界隈に、招待制で4席のみのおまかせスタイルのレストラン「エテ」をオープンしました。発足以来「エテ」(フランス語で「夏」)は賞賛を集め、デビッド・ベッカムのようなセレブリティや、ルネ・レゼピ、フェラン・アドリアなどの有名シェフを魅了して来ました。
アイコニックなファッションハウスや、デザイナー、ハンドバッグからインスピレーションを受けている庄司氏は、ルイ・ヴィトンのダミエ・プリントから着想を得たストロベリー・ケーキや、シャネルのマトラッセ・バッグに特徴的な縫い目を想起させるピーチ・ケーキなどの代表的なケーキのラインナップを誕生させました。有名なマンゴー・ケーキは、サブレーのベース、バニラ・ビーンズのカスタード、バラの花びらを象ったマンゴーのスライスから構成されています。瀟洒で贅沢な各ケーキには日本で表彰されたフルーツ(佐賀の雪うさぎいちご、徳島のさくらももいちご、岡山の清水白桃など)を用いており、宝石箱に似せた黒い箱に収められています。
12月に「エテ」は広い店舗に移転拡大。庄司氏はレストランを一般公開し、丁寧に手作りしたクリエーションを、より多くのゲストが体験できるようになりました。新しい空間には、パティシエ本人が製作する姿を顧客が眺められる、ケーキ・ラボも含まれています。
「アジアのベストレストラン50」コンテンツ・ディレクターであるウィリアム・ドリューは、次のように語っています。「庄司夏子氏のファッションにインスパイアされたエレガントな創作は、彼女の完璧主義、ディテールへのこだわり、クリエイティブなビジョンを表しています。彼女の旬への感謝、妥協のない品質へのこだわり、彫刻のように形作られたフルーツが載ったケーキは、日本料理の芸術性を体現しています」
ヴァローナのゼネラル・マネージャーであるクレモンティーヌ・アルジアル氏は、次のように語っています。「常に現状打破に取り組み、旬を軸にして動き、品質と完璧さの価値を共有できる起業家として、ペストリーを驚異的なレベルに引き上げる庄司夏子氏は、この賞を授与することを大変名誉に感じさせるビジョナリーです」
庄司氏は、ファブリツィオ・フィオラーニ氏(2019年)、ニコラス・ランバート氏(2018年)、成田一世氏(2017年)、シェリル・コー氏(2016年)、杉野英実氏(2015年)、ジャニス・ウォン氏(2014年および2013年)という、アジア全体から選ばれ祝福された過去の受賞パティシエの足跡を辿ります。
【「アジアのベスト・パティシエ賞」と「アジアのベストレストラン50」について】
「ヴァローナ社 アジアのベスト・パティシエ賞」は、アジアの外食産業に影響力を持つ300名以上が構成する「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票により決定します。このアカデミーは、「アジアのベストレストラン50」のリストを作る団体でもあります。6つの地域それぞれのパネルは、フードライター、料理評論家、シェフ、レストラン経営者、著名な美食家などから構成され、過去18ヶ月で最高のレストラン体験をもとに、好きな順番でリストアップします。詳細な審査基準はありませんが、投票に関しては厳格なルールを設けています。
「ベストレストラン50」では、外部コンサルタントサービス会社であるデロイト社を、投票・審査プロセスの厳正さと公正さを確保するための公式裁定パートナーとしています。「アジアのベストレストラン50」の投票・審査方法についての詳細については、https://www.theworlds50best.com/asia/en/voting/the-voting-systemをご覧ください。
【ウィリアム リード ビジネス メディアについて】
「アジアのベストレストラン50」のリストは、2002年より発表している「世界のベストレストラン50」、2013年9月に開始した「ラテンアメリカのベストレストラン50」、さらに「世界のベストバー50」、「アジアのベストバー50」も手がけるウィリアム リード ビジネス メディアにより発行されています。同社は、授賞式の運営、投票システム、リスト作成に関するすべての責任を担っています。
【佐賀県について】
「アジアのベストレストラン50」は、開催国パートナーである佐賀県が、個性豊かな美しい土地にガストロノミー・コミュニティーを歓待するための準備に費やしてくださった努力に、惜しみない感謝を表明し続けます。「アジアのベストレストラン50」は、将来にも佐賀の素晴らしい食、文化、風景をシェフ、パートナー、メディアに体験していただくさらなる機会を設ける所存です。
佐賀は豊かな自然に恵まれており、北には風光明媚な玄界灘、南には広大な干潟を有する有明海という2つの海に囲まれているのに加えて、なだらかな山々と広大で肥沃な大地から湧き出る清水もあります。これによって佐賀は、日本でも最高品質の海苔、佐賀牛、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」で最優秀賞に選ばれた日本酒、他にも素晴らしい名産品を揃えるようになりました。佐賀は日本の陶磁器の生誕地であり、17世紀にヨーロッパで貴族に愛された有田焼の生まれ故郷です。
【メインパートナー:サンペレグリノ&アクアパンナについて】
サンペレグリノ&アクアパンナは、「アジアのベストレストラン50」のメインスポンサーです。 サンペレグリノ&アクアパンナは、美食の世界を代表するナチュラル・ミネラル・ウォーター・ ブランドであり、イタリアン・スタイルが象徴する、卓越した品質、生きる喜び、健康と幸福を 世界中に伝えています。
【部門賞スポンサー:「ヴァローナ」について】
ヴァローナは、1922年以来、フランスのローヌで世界最上級のチョコレートを製造し続けています。ほぼ1世紀にわたり、テロワールを鑑みて選び抜かれた土地で育てた稀少なカカオ豆の香りを高める完璧を極めた技術によって、ヴァローナは個性豊かでそれとすぐ分かるアロマ豊かなプロフィールのバラエティを作って来ました。ヴァローナ・チョコレートの傑出した風味の秘密は、カカオ豆の風味とアロマの最高を引き出すための、絶え間ない努力と情熱に起因しています。今日、一流のパティシエや趣味のいい美食家たちは、ヴァローナのチョコレートが引き出せる最高を経験するために、ヴァローナの専門性を頼りにしています。
【その他のパートナーについて】
ミーレ:公式キッチン家電機器パートナー、#50BestTalks提供パートナー、「ミーレ社 注目のレストラン賞」スポンサー
アメリカン・エキスプレス:公式クレジットカード・パートナーおよび「アメリカン・エキスプレス・アイコン賞」スポンサー
イネディット・ダム:公式ビール・パートナーおよび「イネディット・ダム社 シェフズ・チョイス賞」スポンサー
ジン・マーレ:公式プレミアムジン・パートナーおよび「ジン・マーレ社 アート・オブ・ホスピタリティ賞」スポンサー
ベローニア:公式ワイン・パートナーおよび「サステナブル・レストラン賞」スポンサー
アスパイヤー・ライフスタイル:公式コンシェルジュ・パートナーおよび「ハイエスト・クライマー賞」スポンサー
ザ・ダルモア:公式スコッチウィスキー・パートナーおよび「台湾のベストレストラン賞」スポンサー
イリーカフェ:公式コーヒー・パートナー
シンコ・ホタス:公式イベリコハム・パートナーおよび「中国のベストレストラン賞」スポンサー
レグル:公式磁器パートナーおよび「ハイエスト・ニュー・エントリー賞」スポンサー
フロンティア東条:公式日本酒パートナー
【非商業パートナー】
フード・メイド・グッド・グローバル:サステナブル監査パートナー
デロイト:公式独立裁定パートナー
【「アジアのベストレストラン50」ソーシャルメディア・アカウント】
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