干し柿のカビの見分け方、カビの取り方や危険性、干し柿にカビが生える原因と対策
干し柿にカビが生える原因と対策
乾燥させているとはいえ、干し柿は水分を完全に飛ばしきっているわけではありませんし、柿は糖度が高いため、元々カビが繁殖しやすい食べ物す。
干し柿を作る際にカビが発生しない対策としては、水分に注意することと、カビの菌が根付かないようにすることが鍵となります。
干し柿を作る時のカビ対策
① 干す前に湯通しする
柿を干す前に5〜10秒ほど熱湯に入れることで殺菌され、干している間にカビが発生しにくくなります。
② 間隔を取り風通しのよい場所に干す
柿同士が触れた状態で干すと、乾くのが遅くなります。水分を多く含んだ期間が長いとカビが生えやすくなります。
湿気も乾燥しにくくなりますから、気温が低い時期に風通しのよい場所に干すことが大切です。
③ 雨の日は室内に干す
雨水に濡れた柿は水分を多く含むことになり、晴れて日光が当たることで温められ、カビが繁殖しやすくなります。
特に干し始め3日間は、雨に濡れたり、風通しが悪いと、カビが発生する確率が高くなるので注意しましょう。
④ 定期的にアルコールを吹きかける
アルコール度数35度以上の焼酎などのお酒をスプレーボトルに入れ、定期的に干している柿へ吹きかけることで、カビの菌が根を張らないようにできるため、カビも生えにくくなります。
干し柿を作ったり、買った後の保存方法については、干し柿の保存方法をご確認ください。
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