輸出が困難な銘酒「ヨーグルト酒」の魅力を世界へ発信!「キットカット ミニ ヨーグルト酒」
■中田英寿氏コメント
日本酒から始まり、梅酒、柚子酒に続く第4弾では、まだ世界に知られていない日本のお酒の新たな可能性を 知ってもらいたいという想いで、宮城県の新澤醸造店が造る「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」を選びました。「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」はヨーグルトの渋みと甘み、日本酒のさっぱりしたキレのバランスが絶妙で、いつ、だれが飲んでも美味しい、日本が誇るお酒です。チョコレートの甘みと「ヨーグルト酒」の苦みや渋みが合わさり、「ヨーグルト」ではなく、しっかりと「ヨーグルト酒」を感じる華やかな味を再現できたと思います。
「超濃厚ヨーグルト酒」は輸送中に発酵が進み瓶が爆発してしまう恐れがあるため、現段階では、国内で温度を5度以下に保って輸送ができる場所にしか流通されていません。その美味しさを世界に届けられていない現状があるからこそ、「キットカット」を通じて「超濃厚ヨーグルト酒」というお酒の存在、さらには、日本酒の新たな可能性を世界の人にも知ってもらいたいです。
■新澤醸造店・新澤巌夫社長コメント
地元のものを使ってお酒を醸したいという気持ちと、ジャージー牛を育てている方との素敵な出会いが重なり、2010年「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」が誕生しました。震災直後、蔵にお越しいただいた中田さんにヨーグルト酒を絶賛していただいたこともあり、「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」を復興のための主力商品にしていこうと決意しました。
宮城県の一つの蔵の一つの商品を見つけていただき、商品化してくださることは非常に光栄に感じておりますし、それにふさわしい蔵になろうと、改めて身が引き締まる思いです。
度重なる試作を経て完成した「キットカット ミニ ヨーグルト酒」は華やかさがあり、また一方で苦みや渋みもうまく表現されており、「ヨーグルト」ではなく、しっかりと「ヨーグルト酒」を感じる仕上がりになりました。管理が難しく、現状では輸出ができない「ヨーグルト酒」だからこそ、「キットカット ミニ ヨーグルト酒」を通じて、世界中の方々に楽しんでいただきたいです。
参考資料
■新澤醸造店
明治6年(1873)創業。地元で親しまれてきた「愛宕の松」は、『荒城の月』の詩人・土井晩翠が「館山の頂開く酒むしろ愛宕の松の薫いみじく」と詠むほど愛飲したという。平成12年(2000)に新澤巖夫現社長が宮城県最年少の杜氏に就任。翌年には特約店限定の新銘柄「伯楽星」を発表。東日本大震災後は製造蔵を川崎町に移転、全壊した本社も平成25年8月に再建を果たした。
■「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」
宮城県限定で牛乳の販売をしている大崎市田尻(たじり)産ハートフルジャージー牛乳をふんだんに利用したヨーグルトリキュール。乳脂肪が5%前後、無脂固形分が9%以上と高く、濃厚でクリーミーな味わいが特長です。ロックでお召し上がりいただくか、紅茶のお酒と共にミルクティー風味でお楽しみいただく飲み方がおすすめです。