働く女性の食生活についてリサーチ!F1層の6割が「栄養が摂れていない」と実感
2018年9月、日本政策金融公庫は消費者に意識調査を行い、国民の健康志向が高まっている傾向にあると発表しました。そこで、全国363万人(※)のミュゼプラチナム女性会員組織を活用し、F1層のマーケティングに特化したミュゼマーケティングが「働く女性の食生活」に関するアンケート調査を実施。
食事の際に意識するポイントや外食の頻度、普段の食事から栄養は摂れているかなど、20~34歳の働く女性1,852人にリサーチしました。
<トピックス>
~食生活編~
■4割の人が「朝食を食べない」。理由は「時間がないから」が最多
■85%の人が「平日の夜でも自炊する」。外食は「週に1回」程度
■一人暮らし女性は、70%以上が「食事からきちんと栄養が摂れていない」と回答
■パッケージに記載されていて気になるキーワード、1位は「ビタミン」「食物繊維」
■その他のデータ一覧
【調査概要:食生活編】
■調査日:2019年5月24日~2019年5月31日
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:1,852名
■調査対象:全国20~34歳有職者の女性
4割の人が「朝食を食べない」。理由は「時間がないから」が最多
アンケート回答者の家族構成は、家族と同居している人が57%、一人暮らしが25%、夫や子どもと住んでいる人が12%、恋人と同棲している人が5%、友人と住んでいる人が1%でした。
毎日朝食を食べているかという質問では、全体で62%の人が「食べている」と回答。家族構成別に割合を見ると、家族と同居している人では67%、夫や子どもと住んでいる人は65%、恋人と同棲している人は52%、一人暮らしは51%、友人と住んでいる人は23%という結果に。やはり家族と住んでいる人ほど朝食を食べる傾向があるとわかります。
朝食を「食べない」と答えた人にその理由を聞くと、「時間がないから」が64%と最も多く、「お腹が空いていない」「ダイエットのため」と回答する人もいました。
85%の人が「平日の夜でも自炊する」。外食は「週に1回」程度
仕事の日の昼食は、お弁当を持参する人が最も多く49%、コンビニや弁当屋で購入する人が21%、社食を利用する人が18%でした。
平日の夕食は、自炊する人が85%にもおよび、コンビニや弁当屋で購入する人は8%、外食する人は6%にとどまりました。夕飯に外食する頻度については、全体で最も多かったのが「週に1回」で45%、次に多かったのが「(外食)しない」で。
1か月にかかる1人分の食費についてそれぞれ聞いたところ、全体では「1万円~2万円」という回答が最も多く36%でした。
一人暮らし女性は、70%以上が「食事からきちんと栄養が摂れていない」と回答
毎日の食生活における健康への意識についても聞きました。「毎日の食生活のなかで、健康を意識しているか?」という質問には、「意識するが最優先事項ではない」と答えた人が最も多く37%、次に「意識しているが行動に移せていない」と答えた人は31%でした。
「意識している」と答えた人に、どのように意識しているか聞くと、一番多かった回答は「栄養のバランスに気を配る」、2位が「食べ過ぎない」、3位が「野菜を多めに食べる」でした。
「食事からきちんと栄養が摂れている」と答えた人は全体で40%。摂れていないと答えた人は60%です。「栄養が摂れている」と答えた人を家族構成別に見ると、家族と同居している人の場合は46%、夫や子どもと住んでいる人の場合は40%、一人暮らしの場合は29%という結果に。家族と同居している場合と一人暮らしの場合では、顕著な開きが出ています。