モンテール「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2020」公開
洋生菓子を製造・販売する株式会社モンテールは、2007年より毎年「スーパー・コンビニエンスストア(以下コンビニ)の洋生菓子(スイーツ)」に関する調査を行ってきました。このたび、「平成売上No.1※」を受賞したことを機に、2019年度およびこれまでの調査結果を分析し、日本人の「スイーツ」に関する意識や行動、性年代別の特徴や、経年変化をまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2020」を作成しました。3月12日の「スイーツの日」に併せて以下に主な調査結果を発表します。
※日本経済新聞社が、全国のスーパー・コンビニなどから収集した販売実績データ(日経POS情報)を基に、1989年~2019年の平成31年間を通じての消費動向調査を行い、カテゴリー別に売り上げを集計したもの。
「スーパー・コンビニ スイーツ白書2020」 概要
1.スイーツを買う場所・理由
●スイーツ(洋生菓子)購入場所は 1位「スーパー」(67.0%)2位「コンビニ」(55.5%)3位「専門店」(21.2%)
● スーパーのスイーツの魅力1位は「価格」(76.7%)。また10年前より、手軽さよりも「味・おいしさ」(51.1%→60.9%)を魅力と感じる傾向が高まっている。
● 週に1回以上スイーツを買う人が最も多いのは男性20代(35.5%)。
2.スーパー・コンビニスイーツ 人気ランキング
●よく買うスイーツランキング 「シュークリーム」(74.4%)が圧倒的1位!13年連続の一番人気。2位「プリン」(48.2%)、3位「ロールケーキ」(45.3%)。
●「シュークリーム」好きが多いのは、男性50代(86.8%)、男性30代(84.2%)、男性60代(83.4%)で、中高年男性から特に人気を集めている。
●人気のスイーツ食感は、1位「なめらかな」(41.3%) 2位「ふわふわ」(38.0%) 3位「ふんわり」(37.2%)
3.スーパー・コンビニでスイーツを買う・食べるシーン
●スイーツを誰と食べるかについては、「家族と」(63.2%)、「ひとりで」(54.7%)、「友人と」(10.3%)の順。「家族と」食べる人は10年前の2009年から5.2ポイント減少し、「ひとりで」食べる人が6.7ポイント増加。
●2009年と比べ、「夕食時」に食べる人が激減(24.2ポイント減)。一方、 「夜」に食べる女性が10.4ポイント増加しており、特に30代女性では22.5ポイントと大幅増。また、「午後」に食べる男性が、2009年から大幅増(22.9ポイント増)。「スイーツ男子」がすっかり定着し、男性が「おやつにスイーツ」を食べることへの抵抗感が減っている様子がうかがえる。
●スーパー・コンビニのスイーツを食べたくなるタイミングは、2009年との比較では、「食後のデザートに」が11.5ポイント減少、「自分へのご褒美に」スイーツを食べる人が約13.2ポイント増加。
「スーパー・コンビニ スイーツ白書2020」 トピックス
♦不動の人気!「シュークリーム」が13年連続で人気No.1
スーパー・コンビニでよく購入するスイーツは、1位「シュークリーム」(74.4%)、2位「プリン」(48.2%)で、「シュークリーム」は2位に25ポイント以上の差をつけ、圧倒的な1位となりました。「シュークリーム」と「プリン」は、13年間不動の1・2位に君臨しています。
「シュークリーム」については、男性が77.6%、女性71.4%で、男性の方がシュークリーム好きの割合が高いことが分かりました。中でも男性50代(86.8%)、男性30代(84.2%)、男性60代(83.4%)となり、「シュークリーム」は、中高年男性からの支持が特に高いことが分かりました。一方、男性に比べて多くの項目で数値が高く、人気にバラつきがあることから、女性は好みが多様で、いろいろなスイーツが好きであることが分かる結果となりました。