食事で綺麗になれる、危険なダイエットを避け「食べることで美を育てる」
体型や美容を気にするあまり、危険な食事制限ダイエットや美容情報を鵜呑みにしてしまう女性が近年多く見られます。
”◯◯制限ダイエット”や、”◯◯だけダイエット”など、極端に食べるものを制限したり、カロリー制限をするダイエットがいまだに流行したりしますよね。
その結果、体重が落ちたは良いものの、予期せぬ不健康な症状に悩まされるというのもよく聞く話。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
ダイエットの先にある怖さ
私自身10代、20代の頃ダイエットにより身体も心もボロボロになってしまった経験があります。
「食べることイコール太ること」という考えにとても悩まされ、食べることに日々罪悪感を感じたりしていました。
その頃のダイエット法はというと、1日の摂取カロリーを極限まで抑えて、有酸素運動を行うというもの。
栄養なんて考えず注意するのはカロリーのみ。
ただただ毎日体重が減ったかどうかばかりを気にするだけでした。
満足に栄養を摂取することもなくその上運動もするので、体重は減ったけれど体は弱く、幾度となく体調を崩していました。
現在は食事改善により、健康的でなおかつ綺麗になれる食事の知識を得ることが出来ましたが、今考えると恐ろしいダイエット法で体重を減らしていました。
飽食の時代に栄養失調
何かを制限をするということは、何かが欠落するということ。
制限をし続けてのダイエットを続けることで、実際でどのような状態になるのでしょうか?
実体験を交えてお話しすると…私のようにカロリー制限をすると、栄養面が整わなくなり体の中のバランスを崩しはじめるのです。
体は脂肪が削げ落ちているのに、体内の機能がうまく循環できず低下している状態。
初めは冷えや、疲れやすさ、免疫機能低下による風邪の引きやすさ、肌のカサカサなど「何となく調子が悪いかな?」という状態。
でもこの状態を放っておいたり、無視したまま無理なカロリー制限を続けてしまうと、いずれ体はガタがきてしまいます。
食べることがすっかり怖くなってしまい摂食障害につながり、ホルモンバランスの乱れによって月経不順になり、自律神経のバランスが崩れうつ状態を引き起こし、最悪精神面が崩壊してしまうなど…これは全て実体験です。
体は食べたものでしか作られません。
そして体の悲鳴を無視し続けることは、心のバランスをも崩してしまい、取り返しのつかない状態を呼び寄せてしまうこともあるんです。
「食べて綺麗を育てる」
飽食の時代なのに無茶なダイエットが原因の「隠れ栄養失調」が多い理由の1つとしてあげられるのが、食事のはたらきや摂り方についての知識が少ない、という方が多いということではないでしょうか?
私が上記したような症状を乗り越えられたのは、「食事改善」をしたというのが大きな一因でした。
カロリーよりも栄養を重視し、これを食べることで体にどんな良いことが起こるのかを意識しました。
初めはもちろん食べることが怖い気持ちはありました。
しかし、自分が食べる食材がどんなところでどのように作られたのか、体調面や精神面を考えると、今はどんな食材を選べばいいのかをを学ぶことで、食に対する気持ちも大きく変わりました。
今では「食なしに綺麗は作られない」「食べることは綺麗を育てること」という考えにまで変わり、日々綺麗になれる「食」について発信しています。
この記事を読んでくださっている方の中にも、無理なダイエットをしたり、食事制限でダイエットをしようとしてる方がいるかもしれません。
栄養不足がただの不調のうちに、ぜひ食生活を見直してみてください。
私の連載では、今後「綺麗を作る食事とは」というテーマで、日々の食生活改善に繋がることをお話しして、実際の食生活に行かしてもらえたらと考えています。
どうか一人でも多くの方が、経験しなくても良い苦しさを避け、美しくなれる正しい食事を選択し、日々をいきいきと生活して行くためのヒントになりますように。