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引退車両「箱根登山鉄道107号」がカフェに!「えれんなごっそ CAFÉ107」

箱根登山鉄道 モハ1形 107号 詳細

大正8年にチキ1形として登場したモハ1形。昭和25年頃に車体を木造から鋼製車体へと姿を変え、昭和27年には形式をチキ1形からモハ1形に変更。昭和32年頃にロマンスカーをイメージしたカラーに塗り替え、その後2両固定編成化工事などを経て現在まで100年以上運行されてきました。 103-107編成は走行時に独特な唸り音を上げる旧式の「ツリカケ駆動方式」が用いられる箱根登山鉄道最後の車両となり、大変貴重な存在として鉄道愛好家などを中心に注目されています。
箱根登山鉄道 モハ1形 107号

店内・車両内 詳細

店内から箱根登山電車107号を臨む

箱根の豊かな自然に溶けこむ木目を基調とした店内からは今年7月に引退した「箱根登山鉄道 モハ1形 107号」を眺めることができます。天気の良い日はテラス席もおすすめです。
店内からの箱根登山電車107号

車両スペースの見どころ

本物の線路の上に設置
実際に箱根登山鉄道で使用されている線路を譲り受け、その上に車両を設置。引退してもなお、箱根登山鉄道107号が現役で走っていた頃の様子をリアルに感じていただけます。
本物の線路の上

登山するための車体
箱根登山電車の特徴として急曲線でのレールと車輪の摩擦を軽減させるためにレールと車輪の間に撒水する装置があります。107号の撒水タンクや吸水口も間近で見ることができます。(※実際に撒水はされません)
車輪の間に撒水

乗務員室の設備の数々
普段じっくりと見ることが難しい乗務員室も窓越しに見学可能。円形の手ブレーキハンドル(写真右奥)は、現在作られている車両にはこの形のものがないため希少となっています。
乗務員室

寄木細工モチーフのシート柄
シートの柄は箱根の伝統工芸である箱根寄木細工をモチーフにデザインされています。この柄は2009年より採用。細やかで美しい模様が見事に再現されています。

【えれんなごっそCAFÉ107 詳細】
店舗名:えれんなごっそCAFÉ107
所在地:神奈川県小田原市風祭245
営業時間:10:00~17:00
電話番号:0465-23-7373
開店日:2019年9月8日(日)
アクセス:箱根登山鉄道「風祭駅」徒歩2分/小田原厚木道路「箱根口」IC出口すぐ
席数:46席(店内・テラスのみ※車両を除く)