食品・美容成分に関するアンケート調査結果。意識して摂取する成分は「食物繊維」「乳酸菌」がトップ。
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)は、全国20~60代女性に「食品・美容成分に関するアンケート調査」を実施し、その結果を8月7日に公開しました。
※調査日は2019年5月21日(火)~5月23日(木)です。
【調査結果】
<トピック>
・意識して摂取する成分は「食物繊維」「乳酸菌」がトップ
・ほぼ毎日、意識して成分を摂取している。年齢が上がるほど摂取頻度も高い
・「整腸効果」が期待できる成分は効果を実感しやすい
・「食物繊維」「乳酸菌」で便秘改善した人が多数
・理想の摂取形態は「野菜や果物など食材そのもの」が圧倒的多数
・食品から摂れる成分として「カルシウム」を期待している人が多い
意識して摂取する成分は「食物繊維」「乳酸菌」がTOP
どの年代も「食物繊維」や「乳酸菌」を意識して摂っている人が多い。整腸効果を期待する人が多いと考えられる。
年齢が高くなるほど意識する成分が増える傾向があり、中でも「カルシウム」は60代が他の年代と比べて際立って高かった。
Q.あなたが普段、意識して摂取している成分を以下の中から全てお選びください。(複数選択可)
ほぼ毎日意識的に成分を摂取
摂取している成分は、ほぼ毎日取っており、意識的に摂ろうとしていることが伺える。なかでも、食物繊維、乳酸菌、イソフラボンはその傾向が顕著で、習慣的に摂らないといけないという意識が強い成分として捉えられている。
年代別に摂取頻度をみると、年齢が上がる程高くなる傾向にあり、意識と行動がリンクしている。
Q.以下の成分をどのくらいの頻度で摂取していますか。(それぞれ1つずつ選択)
「整腸効果」の期待できる成分は実感しやすい
多くの人に意識して摂られている成分の中でも、「食物繊維」と「乳酸菌」の効果を感じたことがあると回答した人が多かった。整腸効果を期待して購入され、その効果を実感している人が多いことがうかがえる。便秘などの腸周りの悩みを抱えている人が多いことの現れとも考えられる。
年代別では、ほぼすべての成分で若年より中高年層が効果を実感している割合が高い。特に「イソフラボン」「コラーゲン」における年代間の実感の差が大きいことがわかる。悩みや症状の深度の違いから、効果実感に年齢差が出ているものと考えられる。
Q.以下の成分を摂取して効果があると感じたことがありますか。(それぞれ1つずつ選択)