ビタミンCがたりないと老化が早まるってホント?~抗酸化作用による健康の秘訣~
前回の記事で伝えていた「ビタミンCが肌以外に与える影響」についてお話していきます。
以前の記事で紹介したビタミンCの持つ力の一つである抗酸化作用ですが、肌だけでなく「体内の老化」にも大きく影響します。みなさんのなかには抗酸化作用という言葉を耳にしたことがあるけれど実際はよくわからない、という方もいるのではないかと思います。
抗酸化作用とは
抗酸化作用とは文字通り「酸化」に抗う(あらがう)ことです。体内で作られた「活性酵素」によって体が「酸化」する、つまり体がサビることを抑制する作用を指します。細胞が金属と同じようにからだが内側からサビていくのをイメージするとわかりやすいと思います。想像してみるとちょっと恐ろしいですが……(笑)
活性酵素の原因
ではその「活性酵素」は何が原因で作られるのか?
紫外線やアルコール、タバコ、大気汚染、ストレスなどによって強い刺激が加わると作られます。特にタバコなんかは体内にあるビタミンCを大量に消費してしまうのでダメージは大きいですね。(仕事をしていたらストレスは避けられないですよね、上司はうるさいですし残業もありますし……。)
体内の酸化
そして体が酸化するとどうなるのか?
単に肌のシミやシワが増えるだけでなく、動脈硬化といって血管の老化の原因や、免疫機能の低下、がん細胞が増殖する一因になります。
ようするに、体内が酸化することによってさまざまな病気にかかりやすい状態になるということです。肌だけでなくからだのいろいろな部分に影響するのです。
加齢に伴うからだの変化や衰えは避けて通れません。
しかし、ビタミンCを積極的に摂取すれば、体内の抗酸化作用を維持することができます。抗酸化作用を維持することができれば、体内の老化スピードが緩まり、健康寿命を延ばすことも期待できます。
うまく食事にビタミンCを取り入れながら、体の内側から美しさをキープできるようにしていきましょう。