【新たな農村滞在体験】国宝が眠る福井県小浜市の農村でマインドフルネス体験『松永六感』
「松永六感」は、日々に追われる都会の方にこそ体験していただきたい、国宝の寺社や農村への滞在を通して「自分を見つめる」特別な体験です。
福井県小浜市松永地域では、国宝の明通寺本堂での瞑想や、創作精進料理のディナーコース、野菜収穫体験等を通じて、農村だからこそできる、五感を整え、自分を見つめる宿泊・体験プログラムを令和2年2月より開始します。
福井県小浜市の中山間地域にある松永地区は、征夷大将軍として知られるいにしえの武将・坂上田村麻呂が平和を願って「明通寺」を建立するなど、過去の偉人たちが惹かれ、祈りを捧げてきた場所です。また、現在でも季節ごとに自然の恵みや先祖に感謝する伝統行事が連綿と続いている地域でもあります。
この地域には、福井県内唯一の国宝建造物がある「明通寺」や、福井県内でも有数の大規模法人「永耕農産」、宿泊施設「藤屋」、創業300年のお酢の醸造所「とば屋酢」、家具工房「栗本家具」、清流「松永川」、落差30メートル超の「三番の滝」など、様々な魅力ある人々や観光資源があります。
松永地区では、これらの地域資源を活かし、地域活性化に取り組むため、令和元年9月に松永地区農泊推進協議会を設立し、地域一体となった誘客の検討を進めてきました。
そしてこの度、同協議会が中心となって、日々多くの情報を浴び、忙しなく日常を生きる都会在住の方々が、松永に来て、五感を整え、自分を見つめる時間を過ごす、そんなマインドフルネスの体験を地域が一体となって提供する運びとなりました。
プロジェクト名は『松永六感』(まつながろっかん)、コンセプトは『五感の先をひらく』です。
「松永六感」の体験内容詳細
1.酢の醸造所の見学
地域の入り口にある創業300年のお酢屋「とば屋酢」での酢の醸造所の見学は、お酢の強烈な匂いで嗅覚が刺激されます。壺仕込みのお酢づくりは全国でも稀な手法です。
2.農作物の収穫体験
松永の川や風の音に耳を澄ませながら、農園で土を踏み、農作物を収穫するのは、季節を肌で感じる都会ではできない体験です。収穫した野菜は夜のディナーで提供します。
3.「藤屋旅館」での宿泊
かつて文豪・水上勉の小説の舞台にもなった全5部屋の山あいの宿で、静かな時間を過ごしていただけます。
4.創作精進料理コースのディナー
夕食は地域の野菜を中心とした、華やかで美味しい創作精進料理のコース料理。野菜の多彩な美味しさに驚かされます。
※料理は、NYの精進料理店「嘉日(Kajitsu)」で副料理長兼GMを務め、現在はNYと京都を拠点に日本食のポップアップ イベントの企画や飲食店のプロデュース、食からの地域創生事業を手がけるカリナリーディレクター中東篤志氏が監修。