「ジルコニア素材」と「ものづくり」をテーマとした「磁器のカトラリー ZIKICO展」開催

味を変えない、ジルコニアの食器を製造する株式会社ZIKICOは、松屋銀座7階デザインコレクションイベントスペースにて、「ジルコニア素材」と「ものづくり」をテーマとした販売会「磁器のカトラリー ZIKICO展」を開催します。

ZIKICOのカトラリー

ZIKICOとは

『ジルコニア』という素材に特化したプロダクトブランドです。ジルコニアには、「宝石の様な、硬さ。」「金属の様な、しなやかさ。」「磁器の様な、ノンアレルゲン。」という3つの特徴があります。今までのジルコニアを使った製品は、素材特性を活かした医療用のインプラントや、その外観の美しさから腕時計のハウジングや人工ダイヤなどに使われてきました。しかし、その素材特性と外観上の特徴の両方を同時に活かした製品は、ほとんど作られていません。ZIKICOは、ジルコニアの素材特性と審美性の両方の良さを存分に活かした、日常の中で使える道具を作っています。

磁器のカトラリー ZIKICO展

会場では、ジルコニアの採掘された状態から成形前の状態までの「素材」の展示と、成形から商品になるまでの「ものづくり」の展示を、SUMUジルコニア・カトラリー、および7月に発売したTEMO両面計量スプーンの販売と併せて行います。
SUMUはジルコニアを活用したカトラリーシリーズです。医療用インプラントや人造ダイヤとして使用されているジルコニアは、金属の味も匂いもなく、うま味成分であるアミノ酸の味がよく分かるようになり、金属アレルギーを起こすこともありません。先端部のジルコニアの薄い形状は、料理を捉えやすく、また口触りと口からの抜けの良さは、料理の味わいに集中するのを助けます。光を透過させ、柔らかく反射するジルコニアのカトラリーは、食卓の風景を穏やかにします。
TEMO両面計量スプーンは、置いて量れる、キャニスターに入れたままに出来る、ジルコニアの計量スプーンです。

SUMUカトラリーシリーズ

SUMUシリーズは、先端のジルコニア部分が、予め加工しておいた柄と隙間なく組み合わさらなければなりません。しかしジルコニアは、成形後の焼成工程で30%程度収縮します。ZIKICOの前身は、パソコン用ハードディスクの樹脂部品を製造するプラスチック成型業者における研究部門でした。製造していた製品はプラスチックであるにも拘らず、±30μm以下(1μmは1mmの1,000分の1)の寸法精度が要求されるものでした。その繊細な技術の擦り合わせを製造工程で応用しています。
SUMU ディナーセット
SUMU ディナーセット

SUMUデザートセット
SUMUデザートセット

TEMO両面計量スプーン

TEMO両面計量スプーン
TEMOは、日常的に使う「手に持つ道具」という思いを込めています。TEMO両面計量スプーンは、置いて量れる形状をジルコニアで作っているので、心地よい重さがあり、液体を入れる際に動きません。また、キャニスターに入れっぱなしでも劣化しません。

「磁器のカトラリー ZIKICO展」開催概要

日時:8月26日(水)〜9月1日(火)
場所:東京都中央区銀座3丁目6-1 松屋銀座7階デザインコレクションイベントスペース
時間:午前10時〜午後8時
   8月30日(日)は午前10時〜午後7時30分まで
   最終日午後7時閉場